参加者の声

Hさん 男性

ただプログラムに参加するのはもったいない。作業そのものが目的ではないから。

Hさん 男性
第4〜6期参加

アイ企画プロジェクトに参加した理由

サポステに来た理由と同じ。相談機関を3年ほどさがしている中で、年齢のこともあるし、何かをやるしかないという切羽詰った感覚が後押ししたこともあって、決心してサポステに連絡し、面談の流れになった。その面接で、アイ企画に参加するよう勧められたのがきっかけ。当時サポステの2階でアイ企画が作業中だったため、見学して参加することになったけど、切羽詰った気持ちだったから、「参加する、しない」に迷いはなかった。

はじめて参加したときの印象・心境

最初はすごく戸惑った。もう少し年齢が上の人が多いかと思ったら、年齢がバラバラで全体的に若かった印象。平均年齢25歳くらいだった。1か月くらいは馴染めず話せなかった。すでに人間関係が出来ているから仲間に入りづらく思えたし、当時は同じスタッフが常駐ではなかったので、なおさら不安だった。でも、後から企画に参加して来た方に話しかけたのがきっかけで、話し相手ができて他の人ともコミュニケーションが取りやすくなったし、自分の足りないところも補ってくれる人がいた。

嬉しかったこと、つらかったこと

アイ企画に参加していた半年くらい、いろんな失敗も繰り返しながら自分達でプログラムを作っていけたことが楽しかったし嬉しかった。

参加してどんな変化があったか

アイ企画の中で、周りと関わりながら徐々に自分を客観視できるようになったし、自分のことを受け入れてくれる人がいると知った。

いろんな人がいていろんな人との関係性を通して、人の気持ちを分かるようになったし、人に言われて嫌なことは、自分もしないようにしよう、言い方(伝え方)にも気を付けようと思った。考えすぎて悩んでしまうことが今まで多かったから、考えすぎないようにも心がけた。案外それでもやって行けると思った。

アイ企画を続けていく中で、自分の経験をもとに新しく参加する人に積極的に声掛けしていくことを自分の役目としていたけど、皆も作業分担はマニュアルなどの決め事ではなく、それぞれが進んで自分の分担を担っていた。

Hボックスについて

Hボックス
企業見学でみかけた道具をヒントに、衣装ボックスを活用して作った箱。

次の人たちが新しいものを作りあげていけばいいのに……。今は制限(ルール)が確立しすぎているような気もする。新しいことも取り込みつつ改善していけばいいと思う。あいさつ、時間を守ることなど最低限のルールを大事に、作業効率については試行錯誤しながら改善できるといいのでは。

アイ企画プロジェクトに参加する人へ

ただプログラムに参加するのはもったいない。挨拶することや時間を守ること、話すことが大切。いろんな人と接して話をすることが良いと思う。作業そのものが目的ではないから。